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消防・防災マガジン

写真:消防・防災マガジン

意外と知らない?火災時に取るべき行動とは

東京・北関東を中心に、消防設備の点検・工事を行っております、一電機㈱です!

9月は「防災の日」や台風シーズンもあり、防災について考える機会が多い時期ですね。
実際に火災が起きたとき、どう動けばよいのか——

あらかじめ知っているかどうかで、行動は大きく変わってきます。

そこで今回は「火災発生時の基本行動」についてご紹介します!

🔥火災発生時の基本行動「3つの原則」

火災時には 「通報」「初期消火」「避難」 の順に行動することが基本とされています。
ただし、状況によっては優先順位が変わります。冷静な判断が何より大切です。

① 大声で知らせる!
「火事だ!」と大声で叫び、周囲に知らせます。
声が出せない場合は非常ベルを鳴らす、物を叩いて音を出すなどして異常を伝えましょう。

また小さな火であっても119番通報するようにしましょう。

② 初期消火をする!
水や消火器で対応できそうな場合は初期消火を試みます。
ただし、火が天井に届いた時点で初期消火は困難です。

無理をせずに消火を諦めましょう。

③ 早く逃げる!
火や煙の広がりを見極め、危険を感じたらすぐ避難をしてください。
煙を吸わないよう、できるだけ低い姿勢で一気に出口へ向かうことがポイントです。

🔥火の延焼スピードを知っていますか?

木造住宅の火災では、驚くほど早いスピードで燃え広がります。

  • 約2分後 壁板や襖などに延焼
  • 約2分30秒後 天井に延焼
  • 約5分後 隣室に燃え広がる
  • 約7分後 2階の天井に延焼
  • 約20分後 全焼

「少しくらいなら消せるかも…」と迷っているうちに、火の勢いは一気に強まり、逃げ遅れの原因となってしまいます。
このスピード感を知っておくことが、命を守る判断につながります。

🔥消防設備と点検の役割

火災時の初期対応には、消火器や消火具がすぐ手に取れる場所にあることが欠かせません。
また、非常放送・受信機・スプリンクラーといった消防設備も、避難行動をサポートする重要な存在です。

これらの設備が 「いざという時に確実に動作する」 ために、定期的な点検が必要と

なります。
点検は義務であると同時に、皆さまの命を守る備えでもあります。

火災が発生したときは、
👉 知らせる → 消す → 逃げる の3原則を意識し、状況に応じて冷静に判断することが大切です。

延焼スピードを知ると「迷わず逃げる」決断の重要さがよく分かります。
そして、その行動を支えるのが日頃の設備点検です。 「点検の時期かな?」「設備に不安がある」などございましたら、ぜひ一電機までお気軽にご相談ください!

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